ICLのよくある質問を紹介!老眼やハローグレアについて解説

ICLのよくある質問

よくある質問としては、そもそものICLというものに対する疑問、実際の手術や費用・クリニック選びに関わる質問、術後など手術も視野に入れている疑問の2種類が多く見受けられました。ICLについての質問例は、安全性で問題はないのか・医学的に立証されているのか・どんな手術法なのか・どのようなレンズが使われているのか・どのような人が受けられるのか・レーシックとの違い・将来のリスクについてなどがありました。手術を考えている方の質問例は、手術時間や保険適用に関わる費用について・術中の痛みや目が見えている怖さ・術後必要な検査や見え方や痛み・アフターケアについて、また、症例数や機器・専門性の観点を含めたクリニックの選び方についてなどもありました。

ICLで老眼は治る?

ICLとは、眼内レンズを眼の中に挿入することで、近視や乱視、遠視を矯正できる手術です。老眼による見え方はICLで治療ができるのか?老眼の時期とICLの関係についての疑問は多くありますが、それは別問題です。そもそも老眼とは、年齢とともにピント調節をする水晶体が硬くなり調節ができなくなることで起きる症状のため、老眼そのものを治すことはできません。老眼も老化現象の一つです。しかし、治すことはできなくても老眼の見え方の調節をすることは可能です。老眼鏡やコンタクトに遠近両用レンズがあるように、眼内レンズでも複数の箇所にピントを合わせられる多焦点レンズがあります。老眼に対しても、眼内レンズによって見えやすい状態にすることは可能です。

ハローグレアとは?

レーシック手術などと比べて、幅広い症状に対応可能なICLの手術。手術を行うにおいてよく気にされることは、術後の見え方や安全性の部分です。術後に見られる症状として、ハローグレアというものがあります。

光を見る際に眩しさを感じ、特に夜間に車のヘッドライトや電柱の灯が滲んで見えるなどが言われます。この現象は近くの場所と遠くの場所の両方にピントを合わせられる多焦点レンズを挿入した際に起こりやすいと言われています。ただ、この現象が起きたからといって手術が失敗したわけではないです。その理由は徐々に改善するからです。

視力が手術後安定するまではハローグレアの現象が見られることはありますが、個人差にもよりますが1週間前後で視力が安定し改善される場合が多いです。感じにくくなっているだけで、人間はハローグレアを感じるものですので不安に思いすぎないことが良いでしょう。しかし、しばらく経っても異常な状態が続くようでしたら、別の問題がある可能性があるため主治医に相談しましょう。

ICLは保険適用?

ICL手術の相場は両面45〜70万円と高額な傾向にあります。ICLは健康保険の適用外のため、自由診療となります。そのため、同じ手術をしたとしてもクリニックにより費用が変わっています。手術をするドクターや使っている機器、クリニックの場所、設備など様々な面も見て決められています。

ICLは自由診療ではありますが、確定申告を行うことで医療費控除の対象になります。医療費控除制度とは保険適用外でも支払った医療費が1年間で10万円以上を超える際は、税金の還付を受けられる制度です。申告する際は確定申告の際に領収書が必要になるので、ICL手術時の領収書は丁寧に保管しておきましょう。会社員の場合は個人で確定申告が必要となるので作成の際は源泉徴収票を準備しましょう。

タイトルとURLをコピーしました